ご挨拶

上野ようすけ

私は、東京での15年間のサラリーマン生活ののち、国会議員公設秘書として1年半、仕事をさせて頂きました。政治の世界に身を置いたこの間、帯広のみならず、十勝管内の方々にご指導を頂き、帯広・十勝の皆様の政治に対する想いを感じ取ることができました。
そのような中、私は自分自身がどのような形で政治と関わっていくべきなのだろうか、と考えるに至りました。
考えれば考えるほど、政治の世界の厳しさ、難しさを感じることもありましたが、やはり、「政治家としてこの故郷のために働かせて頂きたい」との想いが日に日に強くなり、現在、政治活動を続けております。

今、時代は、「人口減少時代」になった、と言われております。
2040年には、帯広市の人口は現在の17万人弱から12万5千人に、十勝全体でも35万人から26万人まで減少する、十勝の13町村が消滅の危機にある、というショッキングなレポートもあります。

国や地域の活力の源である「人」が減少する時代、政治は何をすべきなのでしょうか。減少幅を最小限に抑えること、減少によって落ち込む経済を別の方法で補う等々、様々な政策を考えていかねばなりません。
しかし、そのような政策を考えて行く上で忘れてならないのは、どのような時代の中においても、私たちが、北海道、帯広・十勝で生きることの嬉しさや豊かさを感じながら、毎日を元気に過ごしていくためにはどうすればいいのか、という点である、と考えております。

人口減少時代という大きな転換点を迎えたことは、政治にとっても転換点であり、以前は当たり前であった価値観、常識、古くからの慣例が今の時代に合っているのか否か、見直す必要が出てきます。
現在をみつめ、未来を見据えた新しい基準やものさしが必要であり、それに基づいた新しい政治を進めなければなりません。
新しい政治は、新しい力で。
皆様のご指導、ご鞭撻、そして、ご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

                              上野 庸介